●オステオパシーとは

●西洋医学に属する手技療法

オステオパシーとはカイロプラクティックと同じ西洋医学に属する 手技療法です。1874年にアメリカのアンドリュー・テイラー・スティル博士によって 考案されました。

●症状だけでなく根本原因に働きかける

オステオパシーは「整体」「カイロプラクティック」に 極めて近い医療概念を持っています。それは「対処療法」ではなく「根本原因に働きかける」 という症状そのものと、症状を引き起こしている原因、その原因を生み出す生活習慣など、 「全体的」に働きかける治療体系です。これは「ホリスティック医療」と呼ばれています。

●重視するのは脳脊髄液

整体は全身」「カイロプラクティックは背骨」といったように 各治療法にはそれぞれ主に見るべき場所があります。ではオステオパシーは 何処を主に見ているのか。それは「脳髄液の流れ」です。この「脳髄液」は 脳と脊髄を浮かせる事がその役割ですが、他にも神経系に必要な伝達物質を運ぶなど とても重要な役割を果たしており、人体の健康状態にも大きな影響を及ぼします。

オステオパシーではこの「脳髄液」の循環を促進する事によって健康促進を 図る事も行っています。

●オステオパシーの概念

@Body is a Unit

「身体はそれ全体で1つの存在である」というオステオパシーの原点を体現する言葉です。 「症状」というものはこのユニットの中で起こる小さな波長でしかありません。症状退治に やっきになっていては「木を見て森を見ず」になってしまい、結果的に森を蝕む事もありえるのです。 オステオパシーでは常に身体全体を見渡して治療方針を決定します。これは西洋医学で ありながら、極めて東洋的な観点といえるでしょう。

AThe body has self-healings

オステオパシーでは「人は本来優れた自然治癒力を持つ」としています。 これはカイロプラクティックでいう「イネイトインテリジェンス」であり 整体でいう「自然治癒力」であり、鍼灸でいうところの「気」 と言えるでしょう。つまり、「健康体であるならば、薬等を人体は必要とせず、自然に 自己回復を図れる」というものです。

BThe structures and functions are interrelated.

「阿吽」や「陰陽」とも相通ずる理論です。つまりは「打てば響く」とでもいいましょうか。 ある筋肉を刺激すればそれに連なる筋肉が反応を示す。もっといえば人間の身体に存在する 全ての筋肉,関節とはそれぞれが複雑に関わりあっており、結びついているとするものです。 つまり、全てが独立しており、かつ全ては結びついている。オステオパシーは人体の持つ 不思議な相互関係についても造詣を深くしています。

CRational Treatment is based on an understanding of these basic principles.

基本原則に則ったものこそが合理的な治療であるとするのがオステオパシーです。 基本原則とはオステオパシーの基本原則と言うよりも人間の身体の基本原則と 言った方が良いのかもしれません。人間の基本原則に則った治療こそがオステオパシー といえるかもしれません。

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